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大和心は日常イズムに立脚する

 

安部浩之作品No,110827
                             文,illust.Kohsi

 

すでに東日本大震災から半年たとうとしています。

最新情報によると、死者数:15733 行方不明者数:4462ソース元という数字が上がっています。

つまり約2万人もの、貴い命が、2011年の3月、地震と津波により、失われたということです。

震災時の様子は、すでに「震災を受け、ヤマトの心を磨き上げる」でも記しましたが、日本人の両極、

2面性が見事に現れた災害となりました。

さて、視点を世界に転じて、すでにサイトアップした内容ですが、

あなたは以下の質問に、どれだけ答えられますか?改めて、答えをクリックしてみて下さい。

 ・世界で飢えに苦しむ人の人口は? (2010.5.27UP)

答 え

 ・世界の死因の第1位は何か? (2010.5.28UP)

答 え

 ・餓死の原因は何ですか?(2010.5.29UP) 答 え
 ・日本の水使用量は世界何位か? (2010.5.24UP) 答 え

ここまできて、あなたは何を感じられるでしょうか?4行でまとめましょう。

 

  東日本大震災で2万人の人が命を落としました。

  世界では毎日毎日・・・、それ以上の2万5千人の人が餓死しています。

  餓死の原因は、命の糧である水の不足です。

  日本人は毎日、世界一、1人で2トンの水(含、バーチャルウォーター)をジャブジャブ使っています。

 

という事です。この簡単な数字をどうぞ覚えて下さい。そして、この数字から、身につまされる事は、

今回の震災で日本は政治も経済も大混乱するほどの大惨事となり、皆が慌てふためいているけれども、

実は、世界では毎日、これ以上の悲劇が今日も明日も続いている

ということです。しかも、それは突発的な天災ではなく、餓死という被害だという事です。

私たちは、この事を腑に落とし込み、日本の豊かさの中で、今、己が「すべき事」を本気で考えなければ

ならないのです。かといって、生活にゆとりがあり、退職してでも現地に行ける人は稀です。また、主婦

業を放棄して現地に行ける人も稀です。

この突発的災害に右往左往して、ボランティアで現地に赴く前に、日頃の生活を律し、立て直して下さい。

それが、現実を直視した「全うな生き方」となり、ひいては助け合いを示現することになります。

たとえ、現地に行けなくても、豊かさを理解し、己の次のステージを求めて歩む姿は天意に叶います。

日本人が果たすべき、次のステージとは「平和を願い、助け合う」というステージです。

そして、くれぐれも間違えないで下さい。

この助け合いのステージを、あわてて、スポット的に果たすのではなく。日常生活に根付かせる

ということです。日常のステージを上げなさい、ということです。

これが大和民族が継承してきた精神的支柱でもあり、今、巷で言われるアセンション(次元上昇)です。

アセンションとは、時いたってUFOが飛来し、限られた人を運ぶのでもなく、時いたって精神次元が一気

に振り分けられ、裁かれるのでもなく、時いたって・・・時いたって・・・・ではないのです。

終末論を宣揚し、時いたって・・・・を掲げる輩は、

全て天狗界が精神世界に、最後に仕掛けるワナです。

この展開が「エラいお方が・・・」となり、自立ではなく、他立・依存の道を歩まされるのです。

すでに、毎日の生活に、自立のアセンションが問われているのです。

 

誰もが、トラブルが発生すると、あわててスポット的に、何かをしようとするのです。

すると、エラい事をした気分になって、己が酔いしれ、周りが騒がなくなると、ほとぼりが冷め、忘れて

しまいます。忘れると因果の理により、再びトラブルが発生します。そしてまた、あわてて・・・・

と、全てスポット対処のなせる業です。これを繰り返す限り、それこそ本当に時いたって、回生不能、

取り返しのつかないトラブル(災害)が発生します。普段の日常生活も同様です。他項テーマでありますが

「大難の前に、必ず小難がおとづれる」のです。「小難レベルで気づきなさい!」という事です。

根底は「日常」です。どういう「日常か?」が問われるのです。

災害を受け、世の不条理を垣間見、日常に流れ込むのです。

 

「日常」の「日(ひ)」とは「陽(ひ)」です。太陽のことです。太陽を「常」とする生活のことです。

「太陽」の姿を常とする生活・考え方を「日常イズム」というのです。

では「太陽」はどういう動きをしますか?むつかしく考える必要はありません。

雨の日も雲の日も、台風の時も嵐の時も・・・・・、

そういうフィルターがかかって循環調整しようとしているだけで、その奥には、相も変わらず

燦々(さんさん)と降り注ぐ太陽があります。そして、相も変わらず、地球は1年で太陽の周りを1週

します。相も変わらす、太陽系では、他の多くの惑星も太陽の周りを回っています。さらにミクロの世界

も、相も変わらず、原子核の周りを電子が回転運動し、心臓も、相も変わらず、毎日10万回鼓動し、

7トンの血液を循環させています。

今日も明日も、この「相も変わらず」が命の実相です。

「相も変わらず」の上にこそ成り立っている命なのですから、この相も変わらぬ日常にこそ、上記した、

「助け合いの心」をフィットさせよ、ということです。

これが、八百万の神々を日常生活に偏満させてきた日本の神仕組みであり、

「大和魂」というのです。

ここを外して、如何なる「大和魂」も認可されません。自己満足のスポット対処は、そこに大いなる気づき

を得ることがあっても、当人が日々の生活を正すことが出来なければ、逆に仇(あだ)となるでしょう。

不幸にも、犠牲となって命を落とされた被災者の方に顔向けもできません。

どうぞ、この事を理解され、日々の一挙手一投足(掃除や洗濯や靴そろえ)に心を注ぎまくる、

そこから始めて下さい。宜しくお願いします。


感想メールへの回答

●Q 

「天狗界が精神世界に、最後に仕掛けるワナ」について、詳しく教えて下さい。

●A 

天狗界は、実に広範になりますので、解説には多言を要します。

お伝えできる範囲のみ、その性分を以下に、順不同で記しますので参考にして下さい。

● 天狗界は、狐・狸・蛇などの邪霊の上に位置し、キリスト教でいう天使界、また仙人界に通じている。

● 天狗界は、摩訶不思議なスピリチュアル性を誇示し、他を扇動し、現実を軽視させる。

● 天狗界は、神界の真似事をしようとする。よって神界伝来の神事・教説と似て非なるものとなる。

● 天狗界は、人を俗に言う「テング」鼻高々にさせ、慢心に導く。

● 天狗界は、己の願成就をゴールとする。

● 衆目を寄せるために、背後霊を言ったり、憑きものを言ったり、オーラ色を言ったり、霊的パフォーマンスをする。

● 菩薩界・如来界とは違い、愛・慈悲・助け合いという観念が、皆無か希薄。

● 天狗界のスピリチュアル性は、妖術使い(病気直し)のレベル、またそういう人が集まる。

● 天狗界は、事例や体験で諭(さと)すのではなく、異次元の力を駆使して人を諭そうとする。

● 天狗界は、愛や慈悲ではなく、奇跡を好み、現代では学問(物理・天文・科学・生物・宗教・・)

  の力を駆使し触発しようとする。

● 宗教団体 教祖・チャネラーの99%は、天狗界の技。

● 天狗界は、説教が上手く、色欲に弱い。(仙人界との違い)

● 天狗界は、当てもの(うせもの)探しに応じ、成果と出そうとする。

● アマテラス系ではなく、スサノオ系と通じやすい。

等々。


上記項目の中に、天狗界と縁のある場所や個人名が入っていましたが、削除致しました。理由は

 ・それらもこの地上界では1つの役割を担っていると判断したため

 ・その地域に住む人の配慮

などです。魔界には攻撃は禁物です。むしろ「御苦労様でした」と切り離してあげることが大切です。

併せて記せば、

過去にどんな悪業を重ねた人でも、過去にどんなに自分を苦しめた人でも・・・・・

そこと向き合い戦うべきではありません。穏やかに「御苦労様でした」とお別れを告げる事です。

よく、過去の偉人を棚上げして、「この人には何が憑いているのでしょうか?」

を聞きたがる人がいますが、聞きたがる姿勢が間違っています。

その根底に「裁き」の思念が横たわっているからです。また、丁寧にも、

 ・この人は狐がついている。

 ・この人は○○の魔界に操られている。

などと回答する人もいます。どんなに魔界に操られていようとも「生きていた」ということは

神性を宿し役割をもって生まれ出でていたということです。決して敵ではありません。

また、己の生き方が正されていれば、例え魔界に操られていた人の書でも

「キラリと耀く一文」

があったりします。そこをつかみ取って日常に活かせば良いのです。

そうすると、魔界に操られていた人も功労を積んだことになります。

やはり、自らを律し、日常の一挙手一投足に、精一杯心を込めて生きる姿に叶うものはありません。

冒頭の「助け合いを日常に根付かせる」これしかありません。

 

2011.9.12 感想メール

天狗界の特長?の3つめ、「真似事をする」について教えて下さい、ここだけ気になります。

天狗界は、真実世界から直結で構築された実相世界ではありません。キリスト教で言えば天使界に近いもので、いわゆる地上人をサポートする役割を担っていました。しかし、ここにズレがうまれ魔行が発生しました。つまり、当然の事ながら実相の把捉が出来ていませんから、全て真似事で真実世界を構築しようとするのです。教義も裏の怨念を隠し、人類愛や感謝を説き、立派な理論構築をします。
だから神界と魔界の教義というのは極めて似ているのです。
だから似て非なるものでダマされるのです。

神界と、天狗界の決定的な違いは、この霊力をもって世を掌握しようとするか否かです。いわゆる、おつげと称した霊言や手かざしや遠隔ヒーリングによる病気なおし・除霊などです。そして、勢力拡大のためにキツネとタヌキの性分が使われます。
キツネは陰極で、拡散力を持ち、1999年には・・・2012年には・・・と、終末思想を振りかざし、こざかしい知恵が働き、「世直し、世の建て替え」と慌てさせます。
●タヌキは陽極で、求心力を持ち、ドカンと我を中心にすえ、豪放で品がなく、努力が嫌い、怠惰で、忘れっぽく、腹黒く、霊力で楽して人を崇拝させる構図をつくろうとします。
(ヘビは両極に貫通する「嫉妬→怨念」の塊で裏に隠れ、潜み強烈、低きに流れる性分がある)
強引に大きく、くくれば、天狗・ヘビは、教祖レベル、キツネ・タヌキは霊能者レベルとなります。
言うまでもなく、神界はこういう手法を使いません、日常のアタリマエを通して本人に「気づき」を促すべく環境設定します。そうしなければ、本当の意味で、自身も世も変わらないからです。

では、この天狗界がいついかなる経緯で

 

※ 天狗界は霊的な存在であり、(実際に赤い顔・長い鼻・山伏の姿・高下駄・羽うちわの姿をしている訳ではありません。)