人の幸せを祈る
 
大難の前に必ず小難がおとづれる

 

安部浩之作品No,110727
              文・illust,kohsi

毎日毎日、「何とかなるさ」とボーと流れのままに送ったり、忙しい忙しいと自省の心を失っていては、

人生は因果のままに展開し、同じ失敗・同じ不幸は繰り返され、悪循環の渦から抜ける事が

出来ません。

しかし、すでに記した通り、全ての過去の因果(根っこ)は日常に展開されており、

「今は過去の圧縮であり、今の心が解凍ソフトである」(関連項

このことに気づくならば、日常生活をもっともっと丁寧に見つめて生きていくべきす。

そうすることで、そこに「気づき」が大いなる飛躍をもたらします。

日常は「気づき」の連続であり、日々の生活の中には無限のメッセージが託されています。

しかも、有り難いことに、群発地震が多いとエネルギーが分散し、大地震が回避されるように、大難

に至る前に小難を必ず現してくれ、小難で「気づき」に至れば、その因果サイクルが遮断される、

という法則があります。日常生活はそんなヒント・メッセージに満ちあふれています。

宇宙の全てはフラクタルに相似展開していますから、体の不調1つ取ってみても、

そこは「気づき」の宝庫です。例えば、頭痛や頭部の怪我などは、頭部へのメッセージ

でもあり、特に発想の転換を意味しています。今の発想違ってるゾ!というサインです。

  ・事業をしている人は発想が後退していないか? 社員に感謝する心を忘れていないか?

  ・子育て最中の人は、子どもに指示が多すぎないか?悪いところばかり見てないか?

など、心の向きの調整が問われています。

また、右手に怪我が多い人に限って、

  ・水分不足ぎみ。

  ・良質でない水を摂取している。

  ・屋内の水回りが汚い。

  ・屋外に水たまりが多く、淀んでいる。

というような現象が起こったりします。大きくは、下から

  ・脚部→過去 ・胴部→現在 ・頭部→未来

に区分・配置され、下図がその概略です。どうぞチェックしてみて下さい。

黒文字が症状で、青文字が対処法です。不思議と一致点を見いだされる事と思います。


このように、チョットした体の不調からでも多くのメッセージが託されています。

しかも、それは世代を超えています。例えば、よく「うちの家系は脚の怪我・病気が多い」

という場合は、先祖供養をしない家系であったり、感謝が薄い家系であったりします。

そのことを、大難に至らぬ前に、実生活の中で教えてくれているのです。

で、そこに気づかないとどうなるかというと、当然、小難がクリアされないために大難となって

巡るのです。

勿論、その部位を物理的に鍛える。それから症状がひどければ病院に行く、ということも大切です

が合わせて心と環境の面も問うてみて下さい。

「いや、私の場合は、本当に突然だった!予兆なんてなかった」

という人もいるかもしれませんが、必ずあります。自省を忘れ、そこに気づかなかったのです。

私の知人で、毎年のように足のケガをするご婦人がいました。

その都度、通院・入院と、1ヶ月近くを費やすのです。本人は「気をつければ良かった」と

その時は反省するのですが、単発の事故としか見ていませんから、自省もなく、快癒すれば

ケガの事などは晴れやかに忘れてしまうのです。

私は「くつそろえ」トップメニュー「靴そろえ」の項参照のこと)を、その心の置きどころ

と一緒に紹介し、お勧めしました。

と、その年より、ピタリとケガが止まったと感謝された事があります。

病気が快癒すれば、健康に感謝しなくなる。「あたりまえ」に感謝しなくなる。

が多いのですが、これでは何の進化もありませんし、そこに幸福感は、絶対に湧きません。

ところが、「靴そろえ」のように、日々の所作の中で心を調律していく事が出来れば、

日々が「気づき」の連鎖となり、願ってもない幸運のカギをつかんだ事になります。

日々を噛みしめながら歩み、日々を通して進化していくのです。

あらためて「日常三徳(運を開く3つの裏ワザ) 」を再確認して欲しく思います。

宜しくお願いします。 

 

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