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朝、洗顔が運気を変える、その意外な効果。
 

安部浩之作品No,07331-1

 

何事も事の始まりである、スタート時点に大きく左右されます。

人生というものは、1日1日の積み重ねですから、1日のスタートを如何に始めるか?

は、人生の姿そのものに直結しているとも言えます。

特に、朝の過ごし方は大きな意味を持っています。

中でも、「洗顔」は1日を大きく左右します。

まず、「洗顔をした時」と「洗顔をしない時」の違いはどこにあるのでしょうか?

下図をご覧下さい。

この2つを見比べて下さい。

X軸は覚醒度数(脳波・神経系・血流の合算数値)ですが、「洗顔をした場合」

「洗顔」によって一気に上昇し、初めて外出時に平均値である中道線に整い、ゆるやかな曲線で1日

が進みます。

このゆるやかな曲線の意味するところは

   ・リズミカルである・血圧がその人の適正値を軸として上下する・脳内ホルモンの分泌や

    自律神経系が正常

   ・感情が安定し、物事に動じない冷静な精神状態となる。したがって、

    適確な判断や安全に通じていく。

しかし、「洗顔」をしない場合は、起床後ジワジワ上昇しながら、

中道調整できずにパルス波的直線が断続的に続き1日が進みます。

この断続的曲線の意味するところは

   ・脳波が不規則である。血圧が上昇する。自律神経失調の傾向を生む。

   ・感情が不安定になり、極端な躁状態・極端な鬱状態を繰り返す。

             したがって、間違った判断、事故・トラブルを招きやすい。

ということになります。

個々の適正な中道を確保する為には、朝、波動値を一気に上昇させる、

  (両端が揃うと、気はニュートラルを目指そうとする志向性がある)、

ということがとても大切なのです。

そして、この2つのいずれかが、ついには習慣化していくことになります。

これによって、運勢の吉化現象・凶化現象が生まれます。

運勢とは方向性であり、表裏一体、吉凶の2面があり、そのいずれを選択するかは、

個々の心の置き所・行動の状況によるのです。

「朝起きて顔を洗う」

当たり前のことですが、ぜひ、水への「ありがとう」という感謝と、

これから始まる1日への明るい期待に心を合わせて下さい。

ライアル・ワトソンの提唱する「※百匹目の猿現象」(Hundredth Monkey)は、有名な生物学の現象

とされていますが、これは、実は「水気」を介して、情報伝播した結果に起こる現象です。

1日の始まりに最も情報保持力・伝播力のある水と正常な形で係わることが終日、大きく影響し、

時として、大難を小難にし、良き縁に導かれるようになるのです。

 

顔面は情報の入口、その秘密は、浄化システム、リンパにある

特に、頭部は脳という、発信装置(人体の中で唯一、情報を波長として発信するのが脳です)を有し、

その脳と近い位置で直結している「臭覚・視覚・味覚・聴覚」など様々な感覚器官の入口が集中して

います。

ですから、顔面を早朝に浄める、正常値にセットするというのは、

体の免役性を極めて、脳への影響も高いのです。

具体的には、体中に張りめぐらされ、浄化システムとしてのリンパ管・リンパ節と関係が深く、

リンパ球と顆粒球のバランスを整え、副交感神経と交感神経を正常値にセットするということです。

ですから、大切な事は

「水を優しく、顔にかけ、感謝の想いと共にマッサージする」

そういう感覚でもよいのです。

可能であれば、下図のようなラインにそって、手が触れるか触れないかくらいの洗顔できれば理想です。

 

心を込めて、当たり前のことをキチンとする。

この当たり前のことを無視して、好転も開運も成立しないのです。

 

※百匹目の猿現象

宮崎県の幸島に棲息するの一頭がイモを洗って食べるようになり、同行動を取る猿の数が閾値(仮に100匹としている)を越えたときその行動が群れ全体 に広がり、さらに場所を隔てた大分県高崎山にいた猿の群れでも突然この行動が見られるようになったという。このように「ある行動、考えなどが、ある一定数を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播する」という現象を指す。ライアル・ワトソンがその著書『生命潮流』で述べ、ケン・キース・ジュニアの著書『百番目のサル』によって世界中に広まった。これが日本では『百匹目の猿―思いが世界を変える』(船井幸雄著)で紹介され、人間にも同様の現象が存在するのではないかということで有名になった。

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