人の幸せを祈る
 

ご冥福をお祈り致します。

この度の地震(2011.3.11-M 9.0)でお亡くなりになられた方々

のご冥福を心から、お祈りさせて頂きます。

 

世代を超え、何十年もかけて造り上げてきた街、そして農地を、

わずか数分で飲み込む津波の映像・また、原発施設の脆弱さは、

世界を震撼させています。

また家族を捜し、号泣し、途方にくれる人の姿に心が痛みます。

今回の地震は

どんなに高度と言われる施設も大自然の力の前には、ひとたまりもない事を知らされました。

「天地自然を貴び、感謝する生き方」を今回の災害は伝えてあまりあります。

同時に、災害を前にしなければ

日常の恵みに気づかない己の心を恥じ入るものです。

 

今回の天災により、人に助け合いが実現することを切に願います。

電力の不足・水の不足が問題になりつつあります。

不要な電気・水は使わない、まずは、今、自分が出来る事を大切にしてください。

宜しくお願いします。(20113.12)

最後に、各所からの応援メッセージを紹介します。ココ 被災地に力を・・・

 

掃除・片付けで、「風」を調整する

 

すでに別項でも扱いましたが「共感覚」といい、人の五感は全て通じています。

例えば、雑然とした姿を目にすれば、他の感覚器官もその雑然に影響されます。逆に、整然とした姿を

目にすれば、他の感覚器官も整然となります。この五感情報は脳で束ねられ、アミノ酸・アセチルコリン

など神経伝達物質に影響を及ぼし、結果として、

 ・整然した場には整然とした心理が生まれ、

 ・雑然とした場には雑然とした心理が生まれます。

つまり「心が乱れたら、掃除・片付けをすれば良い」ということになります。

では、どうやって掃除したら良いのか、そこにルールはあるのか? ポイントはあるのか?

というと「あります」。答えは「風と水」です。

「そうじ」とは縦軸である!(クリック)でも記しましたが、家により、私たちは「風と水」を遮断する環境

を生んでいますから、せめて家の中は「風と水」の流れを「より自然に近く、流れるように」配慮・工夫

すれば良いので す。(「風水」の理もここにあります。)

ここでは「風」の調整について幾つか記しますが、ポイントは、体と同じで、下図の通り

デトックス(毒素排出)と血流の正常化」の2つです。

 

 1step まずデトックスする

物は大切にしなければなりません。しかし、不必要なものをいろいろと、ため込んでしまうと、 それだけ

で家屋内の空気の巡りが阻害されます。そこに不調和な気も発生します。

  ・空箱は周囲の空気はもちろん、箱の中にも空気を淀ませる。処分か箱はたたむ

  ・使っていない不要な倉庫・廃車も同様、中に空気を淀ませる。必要なければ処分

処分をするといっても判断に困る場合は、「ここ2年間使ったか否か」を判断基準にして下さい。

企業に業務運営規定などで書類の保存期間を決めたりしていますが、一般家庭においても年数を決

めて整理・整頓の判断基準をつくる 事も効果があります。

また、物が多いと、どういう現象が住人との関係において生じるかというと、一般に

・「受動的」になりやすい ・新しい気が入りにくくなる。

という現象を生みます。物は、 実際、相応の気を発していますから、気が清冽しずらくなるという現象を

生んでしまいます。

このような例がありました。重度の自閉症と判断された子供の相談を受けたのですが、子供部屋を見

ると、きちんと整頓されているのですが、異常なくらい沢山のおもちゃやゲームソフトで溢れていたわけ

です。そこで、選別・処分を勧めたのですが、3日くらいで子供が鉛筆を持つようになり「お絵かき」を始

めるようになったのです。いわゆる物が減ることで「出来上がった玩具で、受けて、遊ぶ」から「遊びを

創る」にシフトしていく訳で す。そして、親は子供が創ったものに、何でもいいから関心をもつ、コメント

する。だけを お願いしました。すると、一気に子供に「創造の喜び」が噴出してきました。

「創造の喜び」は宇宙創生のリズムですから、自閉症というバランスの乱れを修正する力を持つわけ

です。現代の商業ベースに乗せられて、

  ● 子供の欲求のままに買い与え→無視、勝手に遊べ ! 

ではなく

  ● 少ない玩具で工夫する、創造する喜びを共にする !

にシフトして下さい。教育界で「創造的な学習」が叫ばれていますが、「物を減らす」こんな簡単なこ

とだけでも気を整え、大きな成果を生みます。

 

 2step 血流を正常化する

床・廊下・階段は、血管に相当

ミクロとマクロの世界が相似的に派生しているように、家屋は人とシンクロして存在します。

血流が悪くなると五臓六腑すべての臓器がトラブルを生じるように、家屋では、血管に相当する

床や廊下に物を置かずに風が流れるようにしなければなりません。

物を置くことで、その場の風の流れが淀(よど)み、体でいえば、万病の元といわれる悪血(おけつ)を生み

出す事になるからです。

廊下や階段に物を置くと、まず空気の流れを悪くし、気がこもる現象を生み ます。したがって、経済が

廻らなくなる、 健康を害する(特に、動脈硬化)。という状況に通じていくので す。不思議なもので

家族に慢性的に不健康な人がいる家に限って、廊下に新聞や本などが積まれていたりします。

「廊下・床には物を置かない」これは会社・住居に限らず、まずスグに初めて下さい。これだけでも

心理面も含めて、驚くほどの効果があります。「風」の関係で言えば、その他にも

  ・天気の良い日は窓を開け風と通す。

  ・押入には、湿気が籠もりやすいので、ここも時折、解放して風を通す。

  ・窓を家具などで塞(ふさ)がない。

  ・植栽はバランスが大切、程よい風通しを考慮する。

  ・湿気の溜まりやすい場を把握しておく。

  ・台所・トイレ・風呂など水回りの換気は常に意識する。

などです。

何事も「巡り」が大切です。特に、「風」は、巡りを象徴する自然界の現象でもあります。

家屋内に「風」を巡らすことを意識しつつも、併せて、地球の自然を感じ、「巡る」ことによって、生かさ

れている生命を実感して下さい。具体的には、繰り返しますが、

「デトックスと血流の正常化」 →「捨てる、導線に物を置かない」

で対応されてください。宜しくお願いします。

 

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