人の幸せを祈る
 
「そうじ」とは、心のお清め・心の整理整頓 !
 


                   文,photo.Kohsi
 

 ● 通夜や告別式から家へ帰ってきたら、玄関を入る前に塩をひとつかみ、お清め(お浄め)をします。        
     (最近では「死」は不浄なものではないという本来の発想から「お清め塩」を廃止する葬儀社や寺院も増えました。)

また

 ● 神社に行けば、鳥居をくぐって手洗いをします。

どちらも「お清め」の発想です。しかし、

 ● 前者は「不浄なものは私の家には来るな」という発想ですが

 ● 後者は「私の不浄を清めて、参拝させて頂きます」という発想です。

もちろん、清めとしての掃除は後者の感覚が大切です。

「そうじ」という日常の所作を通して、私達はそのエリアを単にキレイにしているのではなく、

同時に、自身をも清めているのです。

この心が大切です。毎日のように、掃除は、すれどもすれども発生するホコリですが、この発想をすると

 ・ さっき、掃除したばかりなのに〜

 ・ またか〜、めんどくさい

 ・ ホコリなんてなければイイ

という発想は生まれません。ましてや最近、流行りの掃除ロボットなど不要です。

むしろ、

 ・ 自分が掃除で、清浄になる。

 ・ 整理整頓して自分の心を整えている。

のですから、「ほこり・よごれ・・・があってこそ・・・

          で、よごれにも感謝! そうじ出来る事にも感謝!」

という気持ちにシフト出来ます。

また、見える世界は見えない世界が表現され現れたもので、住環境も住人の心が現れ出たものです。

ですから、

 ・「 あ〜暇だ〜」とか「あ〜心が落ち着かない、うわついてる〜」と思ったら、掃除する事です。

 ・仕事を始める前に、最低、机の上くらいは、掃除することです。

 ・客が来ると言えば、掃除することです。

自然界は全て双方向連鎖ですから、現れ出たものが整うことで、直結して心も整うようになっている

のです。だから、掃除をする前の考えと掃除をした後の考えも違ってくるのです。

以前、相談者で、とてもプライドの高いご婦人がいました。

本人も「どうしても謝る、ということが出来ない。この性格を何とかしたい、どうしたら変わるのか?」

と、また些細な事で、夫婦喧嘩が絶えない・・・・と、

私は、もちろん、その気高いプライドには触れず、ただ

「喧嘩したら、あまり自分の性格の事など考えないで、掃除すればイイです。」

と伝えました。それから彼女は喧嘩の度に、とにかく掃除・・・・を実践してくれました。

あとから受けた報告ですが、ポイントが2点ありました。

 ・ 喧嘩のあとは、逃げたいくらい身の置き所がないので掃除をすることで気が紛れた。

  いわゆる取り組み安かった。

 ・ 部屋がきれいになると不思議と心が晴れ、謝ることは出来なくても回復が早くなった。

とのことでした。

掃除をすると不思議と、こういう事が起こるのです。

それは、「片付ける→片付けられた部屋が視界に入る」事で、中枢神経系に存在する神経伝達物質、

ドーパミン(Dopamine)が発生し、同じく脳の中で働いているノルアドレナリン(noradrenaline)とセロト

ニン(serotonin)という神経伝達物質のバランスが整うためです。

                             ( ※ 注1 関連する試験結果は、下記に掲載、環境免疫学研究会調べ)

掃除が産み出すスゴイ効果の1つです。

どうぞ、毎日のそうじを「心のお清め・心の整理整頓」と心得て、随所に工夫して取り組まれて下さい。

宜しくお願いします。

 


        ※ 注1

  

 

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