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答え  生 活 排 水   (詳細は以下の通り )

水質汚染は、事業所・工場などを思い浮かべがちですが

現在、事業所などは、「水質汚濁防止法」により、浄化され排水処理されており、汚染の割合は少なく

一般家庭の生活排水が全体の60%を占めています。

特に、そのうち生活排水が70%、さらに、うち40%が台所からの排水です。

つまり、生活の中で、ひとりひとりが自覚し、協力していくことでこそ、水資源が守られるということです。

汚染となる生活排水を少しでも減少させるには、

 ・合成洗剤など、川や海を汚染するものを利用しない。(洗剤の使用を減らす)

 ・自然に優しい、自然に帰るものを利用していく。

など様々な工夫があろうかと思います。

例え、下水道排水であれ処理場の負荷が軽減され、水は、より良質化します。

皆の一歩一歩の積み重ねが、水の浄化に通じます。どうぞ、それぞれに取り組まれて下さい。

 「循環する水に負荷をかけない。」

そういう生活スタイルが、地球に即した生き方でもあり、個々全般(経済・環境・人間関係・・・)

の良い巡りに通じていくのです。