人の幸せを祈る

 

共感覚育成(ラーニング1 ・色から・・・)

−五感循環法−

安部浩之作品No,080724

                                    文・Phot,Kohsi

本講座では度々、共存共栄の立場を貴び、「喜怒哀楽を共にする」という言葉が頻出します。

しかしながら、現代では個人主義・物質至上主義の横行も相まって

全ての根本である「感性(共鳴する心)」の低下を感ぜずにはいれません。

人と話をしていて「どうしたの?ここに感動してよ〜」と思うこともあるでしょう。

感性自体が低下すれば、

 ・芸術から遠くなり

 ・人の悲しみを共に悲しむこともなく、喜びも共にできず

 ・生命の意義、また社会での使命からも遠くなり

 ・挨拶が出来なくなり

 ・自然からの学びから遠くなり

と多くの弊害を産み出します。しかも都合悪いことに、これが感性という部分ですから、

気づかないうちにジワジワとそうなっていくのです。

以下、五感を通して、感性を取り戻す。そのための「学びの素材」を提供したいと思います。

 

色から音・香り・形・・・を描く

基本3色(感覚器官が連鎖しやすいように文様を入れています)のページを準備しました。

鉄則は、楽な姿勢で、呼吸を整える。だけです。

 

クリックして、無理をせず、それぞれの色を感じられるままに感じてください。

時間も30秒でも10分でも制約はありません。飽きたら次のステップへ・・・で結構です。

例えそれが、音や香りでなく、過去の思い出などでも構いません。

「この色は草花の色だから・・・・」

などど、理知的に連想しようとすると共感覚というものは逆に薄くなります。

最初は何も感じない、という方も多いと思います。

しかし、これを週に2〜3回か繰り返すことで、「生活する中で色への関心が上がる。」

という現象が起きますので、その波及効果からも必然的に共感覚が上がるようになります。

時として、生活の中で、普段したこともない、緑の葉や花のかすかな臭いを嗅(か)いでみる。

という行為が自然と生まれるでしょう。

大切なことは、色を楽しむ、学びを楽しむ、ということです。

感性を磨く大切なステップとなりますし、

また、中庸色である緑から入り緑で終わるという順序を通すことで、

精神面の安定、特に神経系が調律されます。鬱も躁も中庸に向かうのです。

落ち着かない時、沈んだ時なども、ぜひお試し下さい。

 

順序が大切です、

1→2→3→4の順で、縦に・・・

つまり、緑1→緑2  赤1→赤2  青1→青2  緑1→緑2 という順で進んで下さい。

 

緑1 赤1 青1 緑1
緑2 赤2 青2 緑2

特に結果については、正解がある訳ではありません。

色という視覚から他の感覚器官を連鎖させようとする意識の動きがここで発生するだけでよいのです。

 

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