人の幸せを祈る
 
時間管理 7  軌道修正を常とする
 

安部浩之作品no.091212
                                                                              文・Phot,Kohsi

 

時間管理を始めると、中途挫折する人としない人がいます。

その差は、いろいろとありますが、最も大きな理由は、「小さな挫折感の積み重ね」が時間管理を

縁遠くさせてしまうのです。ですから

「軌道修正はあたりまえ」

の感覚で、つねに予定を書き換えるという柔軟さが必要です。

今日はAプランだった、しかし、そのスタート時点でトラブルが発生し予定が狂った。

で、「もうダメだ」ではなく。スグにササーっと予定変更です。

すると、また「横ヤリ発生! で、スグにササーっと予定変更です。

こういう柔軟な立ち回りが必要です。

これは人格を磨く必須の立ち回り法です。オーバーかと思われるかもしれませんが、

人格を磨くとは、気づき→実践の連鎖でもありますから、

想定外につぶされるのではなく、想定外を受け入れ、あらたな方向を産み出す

が習慣づくことになり、結局、人格が磨かれるスタイルが身につくのです。

 

裏の理 (ことわり)

なぜ、そのようになるのかというと、「魔性は自己管理・時間管理→自立が大嫌い」だからです。

「魔性」は、ダラダラ・後ろ向き・自堕落を好み、常に人を「依存心」に引きづり込もうとします。

だから、時間管理しようとした途端に、電話がかかってきたり、来客があったり、トラブルが起こったり

何だか気が進まなかったり、と、いわゆる「横ヤリ」が発生するのです。

ここで、

「あ〜あ、また計画がつぶされた〜」

と落胆し、時間管理から離れてしまえば、格好の餌食(えじき)です。

万事において想定外のものが現れたら

「おっ! 人格磨きのツール現れたり!」

とばかりに、想定外の事を感謝で受け入れ、即スケジュール変更するのです。

この時の受け入れのコツがあります。それは

Message From SHINKAI」でも記した通り、 「横ヤリ」として現れた魔性を拒否するのではなく、

格好の人格磨きのツールとばかりに、「誠意」で取り組み、「感謝」で受け入れ、即予定変更です。

すると、その因果は昇華し、クリアされていくのです。

大切なのは、ここに「感謝」があるかないかです。

そして、この習慣が、身につくほどに「横ヤリ」が少なくなっていき、結局

「何をやっても上手くいく人」に近づいていくのです。

なぜなら、柔軟な時間(スケジュール)管理を行うほどに、

依存心から縁遠くなり、天意に沿うようになるからです。

人生も同様です。

極端には、積み重ねた全てを

何の未練もなく、感謝でゼロクリアボタンを押さなければならない時もあるのです。

ぜひ、軌道修正を常と心得て、柔軟な発想で対応されて下さい。

 

 

※ 上記の内容に関連して「メリットノート」(時間管理ノート)を紹介します。ご覧下さい。ココ

    
 

ウィンドウを閉じる  

(SAS総目次 へ

 感想メール