人の幸せを祈る
 
挨拶とは、共生のシグナルである
 

安部浩之作品No,110205
                   文,illust.Kohsi

 

植物は、光合成エネルギーだけでは育ちません。土の中の養分を有効に吸収することが必要となり

ます。では、土の中に必要な成分が、

ハ〜イ 待ってました!

と構えているわけではありません。

土中の成分はそのままでは有効に働かないのです。

そこで微生物がの助けが必要となるのです。

人間は、体の中に消化器官があり腸内細菌など微生物の助けを借りて消化・吸収していますが、

根っこは、根っこの外で微生物の力で消化・吸収しています。

もう少し説明すると、

 

   1,微生物は菌糸を多方向へ伸ばし養分を求めます。

         ↓

   2,そこに根が登場し、微生物を呼ぶために、根からシグナル(分泌液)を出し、

     微生物を誘導します。 

         ↓

   3,誘われた微生物は、菌糸を伸ばし、時に根入り(エンドファイト※下記)、栄養を頂きます。

         ↓

   4,一方、微生物は有機物を分解し、根が吸収しやすいよう消化を助けます。

 

根と微生物と共生関係を築いているのです。専門的には互いが利益を蒙っており

相利共生(Mutualism)と言います。これは根と微生物の関係だけではありません。

人体でも同様です。人体には500種を超える微生物が存在し、その細胞の数は合計で100兆以上

になります。 (人体を構成する細胞数、数十兆をはるかに上回る。このデータはロンドン大学の最新研究データ ココ

つまり、人の命は微生物との共生の上に成り立っている超有機体だと言えます。

 

さて、お気づきでしょうか?

この生命共生システムを簡単に言えば、

シグナル(分泌液)を出すことが、引き金になって共生関係を保っている

ということです。このシグナルが日常生活における「挨拶」に相当するのです。

「挨拶をして、共生関係を保つ」

これが、

 ・最も命が天命を発揮して輝く、ふさわしい生き方だということです。

 ・根が、サインを発しなければ共生が生まれないように、

    「挨拶」をしなければ、人間同士の共生が生じにくいということです。

 ・挨拶が共生のシグナルだということです。

「挨拶って〜めんどくさいな〜」

ではないのです。

挨拶によって、私達は、見えない双方向エネルギーの代謝交換をしている。

という、とんでもない真実が秘められているのです。

今、根と微生物の例を基に展開しましたが、この「シグナル→共生」関係はこれに止まりません。

昆虫や動物の求愛、鳥の声など、まず何らかのシグナルがあって共生にスイッチが入るのです。

 

まず、そこを理解して下さい。

そして、

「挨拶をしない」 → 「挨拶をする」 → 「良質な、品位ある挨拶を目指す」

に少しづつシフトして下さい。

 

新たなステージの意識改革が求められる今、

私達はチャネリング情報や、啓示などに頼り、依存しなくても

只今の命の現象を真っ正面からしっかり見て、

己(おの)が生き方を正していく、これが本道であり。無双の開運術です。

これが本講座の本意でもあります。(関連項は、ココ 改めて一読下さい

そのことを合わせて理解下さい。

宜しくお願いします。

 

 ※ エンドファイト(endophyte)を紹介したサイトは以下、

 

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